ヘリンボーン
S様邸のLDKはカバの無垢床材をヘリンボーン張りしてます
ヘリンボーン柄は以前から人気が高く、これまでもトイレや洗面室などに
採用するケースは多々ありました
ただ、トイレや洗面室に張られるのはクッションフロアなので、それほど苦労は無いのですが、
床材をヘリンボーン張りしていくとなると、通常のフローリングを張る場合と比べて
手間のかかり方は半端じゃありません
ちょっと比べてみましょうか・・・・・・
普通、フローリングというと左の写真のような形で梱包されてきますが、ヘリンボーンの床材は
フローリングと明らかにケースの形が違います
実際に1枚の板の大きさを比較してみると・・・・・・
・・・大きさの違いに愕然としますね
1枚の大きさが違ってくれば、小さければ小さいほど張る枚数は増えるわけで、
納品されていた板の枚数を計算すると、なんと1820枚にも及びました
同じ範囲を張るのにフローリングの場合だと多く見積もっても100枚にも満たないで
済むところを1820枚ですよ・・・・・・それを斜めに張るんだから時間も掛かります
大工さんが写っている位置が窓から1m強くらいのところなんですが、
そこまで張るのに1日半かかっているそうです
通常のフローリングなら1日半もあれば写真に写るLDK全体の床を
張れちゃうっていうんだから如何に手間が掛かっているか解りますよね
そんなだから・・・ヘリンボーンの床って高額になります
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