ほっと住まいる

外壁に使用するサイディングを張っている途中では下の写真のような場面に出くわします


サイディングって下地の壁にピタッとくっつけて張るのではなく、金具に引っ掛けて
固定するので、銀色のシートとサイディングの間には金具の厚み分だけ隙間が生じます

この隙間は金具があるから仕方なく生じるといった類いのものではなく、
敢えて設けてある隙間という位置付けになります

敢えて設けるからには、それなりに理由があるのですが、
その目的は結露を防ぎ、建物を長持ちさせること

下地の壁にピタッとサイディングをくっつけてしまうと湿気の逃げ道がなくなり、
そこに結露が発生してしまいます

それを防ぐ手段として隙間・・・つまり、通気層を設け、基礎の方から壁の間を通って
屋根の方へと向かう空気の流れをつくってあげているんですね

ちなみにこの通気層・・・設けるのは断熱材を吹付けた『外』のことなので、
隙間があるからと言って部屋の中が寒くなったりする心配はありませんからね

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